


| 胡蝶の夢 |
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柴田宵曲、『団扇の画』(岩波文庫)を読んでいたら・・、
ちょっといい話に当たった(宵曲を読んで「はずれる」ということは未だかってないが)。 林若樹が柴田に物語った夢の話である。どこかの銀行の下っ端の職員で夢を楽しむ人がある、他のたのしみの余裕もなし、時間もないので、家に帰ると直ぐ床を取って、一晩に見る夢のみを人生唯一の楽にしている、という話である。 夢はかならずかなうから、夢をみて努力せよ、と叱咤激励する人を無視して、夢はほとんどかなわないが、夢は見よう、現実とのつきあいをできるだけ避けて、というのもなかなか良いアドバイスではなかろうか。 ごろっとして妄想にふけるほうが、平成最大の愚策「1万2千円」を使いに来い、使いに行けという「便乗商売」の連中の言うがままになるよりも、良いのではないか。 「夢を実現したいのならば、起きていなければならない!」 (Fechtner) 起きて、眉をこすって、周り中の詐欺師と戦わねばならない。 |
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| 最終更新日 ( 2009/06/21 Sunday 07:51:39 JST ) |
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