


| みんなどこへ行った? |
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中島みゆきの歌の中のせりふである。
見送られることもなく・・と続いたように思う。 1954年、ニューヨークのアパートの窓から、エドウィン・アームストロングは身を躍らせて自殺した。 かれの名前を知る人は、いまやほとんどいないであろうが、FMラジオの事実上の発明者である。発明したのは1930年ごろで、FMという言い方はもちろんなく、かれは「電波障害のないラジオ」と読んでいた。 あわてたのは従来からのAMラジオ放送局およびメーカ側である。政府に働きかけて(アメリカは自由経済の国であるというのは真っ赤な嘘である)FM放送の市場化を後らせた。 良質の音楽をわれわれが楽しむようになる前に、アームストロングは絶望して自殺したのである。 いま起業しろ起業しろと政府は言うが起業しようとすると既存業界と結んで発明家を絞め殺そうとする。もちろん私は手放しの市場経済万能論者ではないが、政商協調の悪が米の流通だけではないことは皆が知っているはずだ。 権力の前に自殺した人はおおぜいいる・・・国会の前に慰霊塔を建てたいぐらいである・・・まあ、そう言い出せば会社の本社の前にもずらっと慰霊塔が並ぶであろう。大学の前にも、もちろんのことである。 幸か不幸か、私の研究室は高層塔にあっても窓が開かない。 しかし高層塔なのでテレビはよく映る。もちろんアナログ放送である。 充分である。地上派デジタルに変えろと政府が強要する。反対運動はないのか。いまにアナログテレビはどこかへ消える、見送られることもなく。 |
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| 最終更新日 ( 2008/10/06 Monday 13:55:08 JST ) |
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