川喜多喬&アソシエイツ

川喜多喬
川喜多教授
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牛久の雑談2003 プリント
希望
ユタ州で、殺人犯として銃殺刑になることになったジェイムズ・W・ロジャーズ被告、執行の前に「最後の望みはないか」と聞かれて、「そうだな・・・・防弾チョッキをくれ」。・・・エベレストどころか筑波山に登る元気もありませんが、三浦さんには、励まされます。
ところで、本邦発の「キャリアデザイン学部」というものを設立しました。そんな学部、誰も受けてこないよ、という声を多数、耳にしましたが、おかげさまで定員240人のところ、313名の新入生が通っています。一般入試通常日程の倍率は27倍でした。この学生諸君に希望を持ってもらいたいと思っています、卒業と同時に採用してくれる企業があることに。皆様のなかで人事部のかた等がおられましたら、今からよろしくお願いします。いつでも授業を開放しますので学生の前で、自立的なキャリア設計の大切さや、またそういうことを学んだ学生なら是非、我が社にきてよ、という話をして下さい。謝金は出しません、ビ-ルだけ、おごります。
▲ 2003-05-25 [私の雑談]牛久の雑談

濁富

年収が三千万をゆうに超える方が、テレビに出てきて庶民の代表づらをしたり、はては庶民に対して質素な暮らしをせよと説いていることがあります。私の回りにも、そういう方がいて、カネカネと言うな、心の豊かさを、などと説教をしばしばされます。私は決して貧しくはありませんが、カネは大切だといつも思っています。清貧にあこがれたことはありません。
イギリスの戯曲家、オスカ-・ワイルドも、清貧を勧める金持ち、資産家に反撥しています。「ときに貧者が質素であると褒められることがある。しかし貧者に質素を勧めるのはグロテスクであり、侮辱ものだ。飢えている人に、食事を減らせと勧めるようなものである。自分は十分飼料を与えられていない動物のように生きることができるかのように人は見せかけるべきではない」。
ま、だが濁富になれというのではありません。とはいえ、時々は濁貧になって暴れる、遊ぶ、まあ、よろしいんじゃなかろうか。「自分が貧しいことを慰める唯一の手立ては、乱費である。自分が金持ちであることを慰める唯一の手立ては節約である」。これもまたワイルドの言葉です。質素を自慢しているかのような人に会ったらご用心。大変な資産家である可能性があります。かって会った方もそうでした。守銭奴のように生きている人って嫌いとのたまいました。ご自宅は数千坪であります。ささやかに野草を楽しんでおられます。
▲ 2003-04-25 [私の雑談]牛久の雑談

和解
どこで読んだか忘れましたが、私の好きな話の一つです。ある夫婦が大げんかをしました。言い合いのあげく、夫が言いました、「よし、ひとつ、お互い、言いたいことをこのさい、ありったけ、紙に書いて交換しようじゃないか」。二人は台所と居間にわかれ、背を向けてテ-ブルで便せんに書き続けること30分。妻は、手紙に夫の今までの馬鹿さ加減、アホさ加減、気に入らぬ点をさんざん書き散らし、これでも読んでみろ、わかったか私の気持ちが、とばかり溜飲を下げながら夫に手紙を渡しました。そして夫が差し出した紙を広げ、思わず赤面しました。夫からの手紙にはこう書いてあったのです、「ゴメン。愛しているよ。ゴメン、愛しているよ。ゴメン、愛しているよ・・・」。

▲ 2003-02-14 [私の雑談]牛久の雑談

10月桜、落下盛ん
「結局のところ、人のできる最良のこととは、雨の日は降るにまかせるということだ」。
「いかなる運命にも、元気をだし、毅然とし、行動し続けよう。黙って仕事を成し遂げ、密かに探求を続けながら、学ぼう――働くことと待つことを。」いずれもHenry Wadsworth Longfellowの言葉です。まあ、こう立派には行きませんし、待って来るのは齢だけです。
▲ 2003-01-20 [私の雑談]牛久の雑談

羊たちの喧噪
「羊の皮をかぶった狼」って言葉がありますが、 「かれは羊の皮をかぶった羊だ」、というせりふを軟弱外交を展開したクレメント・アトレ-に投げつけたのは、ウィンストン・チャ-チルです。
とはいえ、私自身はきわめて軟弱でありますから、別段、昨今、始まるかもしれないと言われている戦争を「やれ、やれ」と応援しようというのではありません。が、つくづく思いますね、民主主義は指導者を攻撃し続けて次々と人材を追放するが、専制主義ってんでは、指導者は、長続きしますねえ。あれほど長くがんばり続けている連中に平和を説いても、無駄ですね。「狼が別の意見をもっているというのに、羊が集まって菜食主義を決議しても、何の役には立たぬ」・・・・ディ-ン・インゲの言葉です。
ところでヒットラ-軍勢に追いつめられ、ダンケルクから撤退する際に、イギリス軍は9万のライフル、6万4千の車両を残してきました。多数のイギリス軍が本国に引き揚げても、もうほとんど手にすべき武器がなかったのです。そこへ1940年7月、アメリカから50万丁のライフルが届きます。そのライフルは、實は第一次大戦のもので、錆びないように油につけられて保存されていたのです。第一次大戦が終わっても、アメリカは武器を棄ててはしまわないで、もしもの時のためにちゃんととっておいたのです。おかげで、イギリスはヒットラ-軍団の上陸作戦に備えることができました。上陸は実際にはなかったとはいえ。もしものとき・・てのはあるんですね。アメリカが平和主義に徹しておればイギリスは蹂躙されていたでしょう。こちらの方は備えもなく憂いもない・・そういう時にずっと生きてきたってのは、まことに幸せであったのです。
「出て行け、熊に追われて」・・これはシェイクスピアの『冬物語』のせりふであって、熊(ベア)は株式市場では弱気のシンボルです。弱虫め、出て行け、ってところでしょうか。出て行けるなら幸せですね。中国に出て行く企業は幸せだなあ。日本に残って生きる人々の職はどうなるんでしょうか。海外のどこからも、とっておいた職、ってのは届きません。「雇用確保!」って羊たちが集まって決議してもどうなるもんでもありません。・・ま、みなさん、お互い、黙々とがんばりましょうや。
▲ 2003-01-01 [私の雑談]牛久の雑談
最終更新日 ( 2008/01/15 Tuesday 14:08:52 JST )
 
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