| 突如として徒然草 |
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萬の事は頼むべからず。愚かなる人は、深く物を頼む故に、恨み、怒る事あり。勢ひありとて、頼むべからず、こはき者先づ滅ぶ。財多しとて、頼むべからず。時の間に失ひ易し。才ありとて頼むべからず。孔子も時に遇はず。徳ありとて、たのむべからず。顔囘も不幸なりき。君の寵をも頼むべからず。誅をうくる事速かなり。奴従へりとて、頼むべからず、背き走る事あり。人の志をも頼むべからず。必ず變ず。約をも頼むべからず、信あること少なし。 身をも人をも頼まざれば、是なる時は喜び、非なる時は恨みず。左右廣ければ、障らず、前後遠ければ、塞がらず。狭き時は拉げ砕く。心を用ゐること少しきにして厳しき時は、物に逆ひ、爭ひて破る。緩くして柔かなる時は、一毛も損ぜず。 人は天地の靈なり。天地は限るところなし。人の性、何ぞ異ならん。寛大にして極らざる時は、喜怒(きど)これに障らずして、物のために煩はず。 (第二百十一段) 「君の寵をも頼むべからず。誅をうくる事速かなり。奴従へりとて、頼むべからず、背き走る事あり」とは、会社・上司・部下を信用するなってことです・・・鎌倉の昔から。知らないで損をしてきたという、正月そうそう、面白くもない感慨です。 2008-01-15 |
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| 最終更新日 ( 2008/09/27 Saturday 15:42:56 JST ) |
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