


| 人情、地に落ちて |
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経営者、管理者として部下管理上、一番難しいのは解雇を告げるときであろう。難しい任をやらねばならぬ時があり、良心あればそのストレスたるや思うこちらの胸すら痛くなる。
とはいえ・・・事業再建に苦心惨憺、3年地を這いずり回り、4年目にして高収益事業として浮かび上がり部下ともども勝利の美酒に酔っていた定年まであと1か月の事業部長が、本社に呼び出され、定年延長はないからね、と言われたら、どういう気持ちになるだろうか。 クライマックスシリーズが残っている、ひょっとしたら日本シリーズ進出があるかもしれない、精一杯戦います、とは言うものの、勝負は心で決まるところが大きい。諸般の事情はあれ、処遇は全てが終わってからとなぜできなかったか。 野村克也著『弱者の兵法』あり。117頁には失敗と書いて成長と読めという助言がある。立派である。ただ、世間には成功と書いてクビと読ませる経営者もいる。 いるねえ。そういう経営者のもとに私もいた。 |
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