川喜多喬&アソシエイツ

川喜多喬
川喜多教授
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建設現場に働く人々の雇用 プリント
無駄だからといって公共事業を次々と廃止、中断していくらしい 私は公共経済・国土計画・都市建設などの専門家では全くない。だから、無駄かどうか、(一般論でも個々の事業でも)評価する能力はない。

が、自分の専門の人材育成という観点で言えば、建設現場で働く技術者から技能工(型枠、鉄筋、鉄骨、鳶、大工その他もろもろの専門職人)までの雇用が、そして高齢者たちの将来またかれら(かのじょら)の技能の伝承、さらに3Kとも揶揄される言葉を無視して希望をもって入ってきた若者たちの行く末、そして将来を夢見てきた建設諸学科の学生生徒たちのことが気になる。

それを気にしなくていいんでしょうか?政府は、大臣は。(私は別に反民主党でもないので、念のため。何党のファンでも反対者でもない。政党にはほとんど関心はないのであるから。)

過日、台風吹きすさぶ中を、復旧工事のために働いている建設職人の現場をたまたま「見学」に訪れることがあった。「見学」というと失礼なのである。が、その1か月前、40度を超える炎天下で仕事を指揮している職長さんにインタビューをし、調査原稿ができたお礼かたがた訪問に伺ったら、たまたますごい状況になっており、再調査どころか「見学」するしかなかったのである。他に公務員か農協か先生かぐらいしか安定した雇用がないその過疎地帯、こういう人々のために仕事を創ってあげるのは無駄なんだろうか。よし無駄であれば、他の仕事を創れるのだろうか。創れたとしても机上の数字あわせじゃあるまいし、移ればよろしいというわけにはいかんだろう。

繰り返すが、私は公共経済学などについて無知蒙昧である。答があるわけではない。現場に立ち尽くし、そして黙って車を返すのみであった。
最終更新日 ( 2009/10/13 Tuesday 17:54:12 JST )
 
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